サクラサイト(出会い系サイト)、占いサイト等のサイト被害や架空請求の被害者が、誰にも相談できず、自ら、被害を取り戻そうとして、ネット検索すると、あたかも被害を回復してくれるかのような探偵業者や調査会社のネット広告が上位にヒットします。
そして、被害を回復してくれると誤解をして料金を支払いますが、被害が回復されないという二次被害が多数発生しています。(国民生活センター「アダルトサイトとのトラブル解決」をうたう探偵業者にご注意!)
日弁連では、6月15日に「探偵業の業務の適正化に関する法律等の改正を求める意見書」を発表しました。
私が所属しているクレジット・リース被害対策弁護団でも、昨年8月、各地の弁護団と連携して「サクラサイト被害・二次被害撲滅全国一斉110番」を実施し、本年、判決や和解により被害を回復しました。
被害にあったことを秘密にしたいという思いから、誰にも相談せずに、二次被害にあってしまうようです。誰に相談したらよいかわからないときは、まずは、消費生活センターに相談することをお勧めします。最寄りの消費生活センターの電話番号がわからないときは、消費者ホットライン「188(全国統一番号)」に電話してみてください。